司法書士ができる業務の範囲は登記業務をはじめ数多くあります。そのようななか、なぜ私が相続の相談を受け、相続業務を中心的に行うのかをご紹介できればと思います。
約10年以上前になりますが、相続は、やり方によっては争続になってしまうことを実感し、相続と争続の関係は紙一重であるという経験をしました。それ以来、相続について次のようなことを深く考えるようになりました(守秘義務の関係もあり、詳細はお伝えできませんが、、、)。
◆相続対策をちゃんとしていればこのような結果にならなかったのに・・・
◆ちゃんと知識があれば相続財産の分け方で争うことを予防、回避できたのではないか・・・
◆法律専門家である司法書士の助言、サポートによって相続人間での無用な争いを事前に防ぐにはどうすればよいか・・・
相続対策や相続が発生した後やるべきことは数多くあります。しかし、それが最適、最善の方法でできていないケースも少なくありません。
なぜなら相続対策や相続発生後の手続きは家族構成やその関係性などの背景、財産の規模、額によって当然変わってきます。相続問題は生き物といっても良いかも知れません。
本を読んだから、ネットで調べたから万全だろう、大丈夫だろうというわけにはいきません。誤った判断には当然リスクを伴います。
そのようななか、相続の相談、業務を通じて数多くの方のサポートをさせていただきましたが、お話を聞きながら、
「この対策、この問題はこうしておけばよかったのに・・・」
「起きてから考えるでは遅いのではないか・・・」
と感じることも正直何度もありました。別の方法を知っていれば、取っていれば結果は180度違ったのに(当然良いほうに)と思うことも一度や二度ではありません。
そのような方のサポート、お手伝いを専門にやっていきたい想いが日に日に増していきました。
日々、相続業務、相続問題に接していくうちにより一層、相続業務の意義を深く考えるようになり、その想いはふつふつと自分の中で育っていき、それが使命感のようなものになっていきました。
そこで、そのような方やご家族のお力になれればとの思いから、弊所は相続専門の司法書士として開業いたしました。
色々な相続のご相談を受けることにより、全体像、問題点、効果的で有効な対策などがみえてきます。
ご相談者様やご家族にとって最善、最良の方法をご提案することにより、将来の争続を未然に防ぐことにつながるのではないかと考えます。
また、今は特に対策も考えていない、問題も起きていないと思っていても、将来相続が発生した時に、相続関連の知識が多少なりとも、もっと言えば頭の片隅にあるだけで違ってきます。
弊所にご相談をしていただいたことにより、
「あの時、ああいう話題が出たな」
「ああ、そういえば、こういう場合はこうなるんだった」
など気づきを提供させていただき、そこで意識づけしてもらえれば、相続について何も知識がない場合に比べ結果が全く違ってきます。
今までの経験と知識がご相談者様のお役にたつのであればとの思いから、弊所はもちろん、定期的に行っている相続無料相談会の場を含めた数々の場で疑問・質問などにお答えし、お伝えすることができれば幸いです。
流山市のなかでも、弊所のある流山おおたかの森は現在、人の流入が盛んであり、人口増加率は千葉県でここ数年は堂々の1位です。15歳未満の年少人口の増加数は世田谷区や品川区などを抑え、全国1位です。
この10年ほどで認可保育園も6倍以上増えており、一学年10クラス以上ある小学校もあります。
少子化のなか、全国的にみても非常に珍しいのではないでしょうか。
それほど子育て支援に熱い街でもあるのです。それが評判を呼び、さらに子どもが増えるという良い循環が起きています。
20年後、30年後、さらにその先をみすえて将来、その子どもたちが、家族が、相続問題で困らないよう、争続とならないようなご提案をさせていただくために、この地を中心に日々ご相談者様の相談にのっているところです。