相続手続き、自分で途中までやってみたけど・・・

1.戸籍の収集、自分でやろうとして・・・

相続手続きはかなり根気のいる作業が待っています。

そのような手続きに慣れていなければ、時間もかかり、円滑な名義変更も難しいことでしょう。

相続登記をはじめとした相続手続きは必ずしも専門家に依頼しなければならないわけではありません。

当然、ご自分で行うことも可能です。

 

・時間がある

・興味がある

・お金がもったいない

・勉強のため

・頼める人がいない

 

など自分でやろうとする理由は様々でしょう。

しかし、ご自分でやろうとして、手始めに戸籍関係を集め出したはいいが途中で断念した、といった方は珍しくありません。

この戸籍の収集が最初に立ちはだかる難所といえます。

始めてみるまでは分からなかった戸籍の読み方や集め方には想像以上に手を焼くのではないでしょうか。

「この戸籍はいつからいつまでのことが書かれているのか」

「次はどこの役所に請求すればよいのか」

「結局どこまでの範囲が必要なのか」

実際のところ、戸籍を収集していくなかで、普段から戸籍の調査、読み込みに慣れている司法書士でも迷う場合があります。

ご自分でチャレンジしてみたが、

「やっぱりムリだった・・・」

「やってみたはいいが想像以上に大変だ・・・」

「きょうだいの戸籍を取るには委任状が必要と言われてしまった・・・」

不本意ながら途中で断念してしまうこともあるのではないでしょうか。

2.相続登記、自分で申請してみたけど・・・

また、戸籍関係一式を何とか取り終えたとして、次に待っているのは実際の名義変更手続きです。

不動産であれば、法務局への相続登記申請です。

戸籍の収集と同様に、自分で相続登記をしてみようとチャレンジしたが結局できなかった、という方も少なくありません。

自分で途中まで作った相続関係説明図や遺産分割協議書、登記申請書をお持ちになる方もいらっしゃいます。

たとえ申請までこぎ着けたとしても、法務局から不備を指摘され、どうすればよいか分からなくなったといった声もあります。

3.はじめから任せればよかった・・・

相続手続きをご自分で行う方はとても意欲のある方が多い印象です。

ただ、やはり慣れない手続きを、限られた時間で行うということは大変なストレスにもなります。

「本当にできるのか」「はやく終えたいのに」といった不安の中で日々手続きを進めることにもなります。

やってはみたけどやっぱり任せたい、ということであれば、思い切って専門家に相談、依頼することをオススメします。

ご自分で途中まで取得した書類をお持ちいただければ、ご依頼いただうえであらためて調査をし、不足分を当事務所で取得することもできますのでご安心ください。

迅速に手続きを進め、相続手続きを円滑に、滞りなく完了いたします。

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